交響曲二番凄すぎ。ここに感想を述べさせてもらう。

突き刺す脳震盪。駆られて焦がれて、戦場を行く。爆破された石像が手招いている―奇妙な身振りで。
猛々しい金管が喪の開始を高らかに告げるのだ、葬列はパレードさながら
賑やかで、彼の死を歓迎する。
暗寥寂寞たる意識のまどろみに、ウィット、死のウィットは容赦ない。
自傷に次ぐ自傷が、悲鳴を上げる喉を焼き、血管を断つ。
木管の高鳴りが耳に痛い。痛みは感覚を鈍らせ、悲歌も器官に響かない。
波打つ悲愴がしじまをなす。窪みに秘された思いを告げずに死ぬのか、彼は。
ミステリアスで妖面な。母の面影を空に描いてみせた彼は、憂鬱に塞ぎこみ。
輪郭が覚束ない。しかし染みわたったそれら輪郭が光り、足元をかろうじて
照らしていた。不吉な予感がした。鳥たちが舞い、獅子が吠える。
踏みならす蛮族。母は虚ろなガラス窓の向こうで永遠でありました。
イメージは砕けながら、秩序を取り戻したかのように、さびしげに。