1963年にドイツ・グラモフォンで録音したブラームスの交響曲第2番をお勧めします。
まだ聴かれていない方は是非聴いてみて下さい。耳の肥えた方でも納得の一枚と思います。

導入部から既に見事で、各パートのバランスも絶妙。テンポ感も素晴らしく圧倒されます。
「表面だけを磨き上げた」などの妄言とは無関係な、作品の構造が浮かび上がる演奏です。

当時この水準でレコードを出せば、他の並み居るライバル達と差がつくのは当然でしょう。
レコードはあくまで「商品」ですが、その芸術的価値から言って「福音」とさえ言えます。

このようなレコードを製作するには「音楽的才能」「勤勉さ」「謙虚さ」が必要不可欠です。