次の事実が自明でない方のために、若干補足説明をします。

ヨーロッパ(特に独墺系)では、「芸術家」というものは、
作曲家であれ、演奏家であれ、画家であれ、建築家であれ、
徒弟制度に基づく「職人」であり、その体現者については、
マイスター(親方)と呼び、「職人技」に敬意を表します。

 カペルマイスター
 コンツェルトマイスター(=コンサートマスター)など

「芸術」は「技芸」でもあり、「天職」でもあるわけです。
それを知らないと、とんでもない勘違いをしてしまいます。

極端に言えば「詩人」すら「職人」と見ることが可能です。
「詩」を「職人技」とらえる考え方は、確かに存在します。

「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を見てください。