僕はカラヤンの演奏は結構好きでよく聴くけどね。
でも正直、複雑な気持ちになることがあるよ。
確かにスコア見ないで聴いても美しいし楽しめるんだけどね。
でもスコア見て聞くと「ああ、そうだったのか!そういうことだったか」と感嘆する。
なにしろ芸が細かい。スコアにかなり忠実だけど微調整が見事で、神経が行き届いてる感じ。
はっきりいってスコアをかなり研究してるんだろうと想像するね(想像だけで自分はムリ)。
あれがただ美しいだけだと思っていた頃には、恥ずかしながら気づかなかった。
(誰とはいわないけど)他の指揮者の演奏でスコア見たら「なんだこれ?」とマジで思った。
みんな何でこんなに褒めるの?騙されてるとしか思えん、なんてね。
カラヤンの聴くと、きちんとはじめのテンポに戻るべきところでは戻ってるし。
ダイナミクスやアゴーギグなんて、さりげないけど自然にやってる。
「流麗さだけを追求して」なんて批判する奴は、たぶんスコアも見てないし勉強もしてない。
世間で「深い精神性」だとか「スコアを深く徹底的に読みこんで」って宣伝してる指揮者ね。
あれ、根拠あるの?まさか指揮者が自分で言ってるの?
それとも、それ以上に読譜力や理解力がある評論家の意見なの?(ってかそんな奴いるの?)
他人を「深い」とかなんとか言うの、自分の無知やゴーマンさらけ出してるみたいじゃない?
まあ、クラの世界に限らんけどさ。