シューリヒト・ハーグフフィル
シューリヒト・シュツットガルト・ラジオシンフォニーオーケストラ(輸入版Live)

確かに名盤の一つに数えても良い某評論家絶賛のハーグフィル版ですが、私には少々不満があります
まず、アダージョのテンポ変化の使い方
私見で恐縮ではありますが、第一主題のテンポを基準として遅くする分には気にならないのですが、それより早い部分があると違和感を覚えてしまいます
この演奏では第二主題の再現部、展開部がそうなんですが、テンポの上げすぎな気がします
それとスケルッオがいくらなんでも早すぎるように思われます(ちなみに平均的な演奏が10分少々のところを9分弱で突っ走ってます)
一方の第四楽章は極上ですね デュナーミクの扱いもオケの鳴りも完璧だと思います
この演奏の聞き所は第二楽章ではなく第四楽章じゃないかなどと思ってみたり……

シュツットガルト版はまず音質が悪いく音像がはっきりしません(ホールの音響か録音の問題かわかりませんが)
それからホルンの音の出が悪いのもバランスを崩してますね
全体的にはハーグフィル版と似た構成ではありますが、第三楽章では金管が遅れ気味で、第四楽章は技巧臭が目立ち格段に落ちます
ハーグフィル版を持っている方は見つけても買う価値無しかと思います