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チャイコフスキーの旋律を生み出す能力は、ほかの作曲家にはたちうちできない
でしょう。
オネーギンの場合は、その天分が男性歌手では、ぜんぶレンスキーにそそがれて
しまった。第1幕のアリオーソ、第2幕のフィナーレの部分、決闘場面のアリア、
ぜんぶ、レンスキーにいってしまった。
ことばは、悪いけど、タイトルロールには、でがらしのメロディーをあてているに
すぎない。