>>30
>歴史観もまた哲学であって

哲学は時間を扱うが、歴史は扱わない。
よってそこは、厳密には「哲学」ではなく「思想」と言うべきだろう。

>哲学者が既成権力を倒し(革命)

ここも「哲学者」ではなく「思想家」と言うべき。
哲学という名のミネルヴァの梟は、夕暮れに飛び立つ。
つまり、現実が一段落してからが哲学の仕事だ。
現実とともに歩んだり、あるいは現実を引っ張って行ったりするのは、
哲学の課題ではなく、思想の仕事だ。

ひと言言い添えておけば、
もちろん哲学者だって、哲学ではなく思想を語ったりもする。
しかし、哲学者の語る歴史は、おおむね酷いものが多い。