622です。
>>624
小澤征爾さんも言っていましたが、素人の方が、たとえば自分の好きで好きでたまらない曲を一生懸命演奏した場合など、本当に素晴らしい感動を得ることがあると。
テクニック的にはいまいちでも、感動する演奏というものがある、音楽は、人を感動させるということで素晴らしいと。
東フィルはプロですから、素人の話を持ち出しては失礼ですが、ベルリンフィルと比べて、レベルは高くなくても、人を感動させる演奏というものがあるということで、音楽は素晴らしいなと新ためて思ったわけです。

23日のサントリーは、最初のメシアンは、まあ、思ったとおりでしたが、音の響きもいまいちで、なにこれ?という感じの演奏と感じました。
で、ツィメルマンのコンチェルト、ツィメルマンの美しい音に対して、やはり東フィルは、ちょっと合わない音色で演奏していました。
切れも悪いし、でも、頑張ったほうかなと思いながらも、ツィメルマンのピアノの音に集中してピアノに聞きほれていました。
それでも、フィナーレになり、オケはツィメルマンに食らいついていく感じで、なかなか良かったと思います。
その後の運命、これも、音の響きとか表現等、もう少しこうなれば。。。というところもありましたが、皆さんの懸命な演奏で盛り上がり、会場のお客さんも感動したと思います。

メシアンの時の拍手はそれなりでしたが、ツィメルマンが登場した時の拍手は割れんばかりの拍手でした。
もちろん、演奏が終わったあとも。
やはり、そのような状況で、東フィルも少しでも良い演奏をしたいと頑張ったのではないでしょうか。
そして、お客さんを感動させた。

超一流の演奏ももちろん素晴らしいです。
特にツィメルマンの演奏は、いつ聴いても惚れ惚れする素晴らしさです。
でも、今回の東フィルのようなことも、素晴らしいなって感じました。

私は、自分もピアノを演奏することがある立場なので、ツィメルマンの素晴らしい演奏にあこがれる一方、人を感動させる音楽についてちょっと考えさせられる演奏会だったなと思ったわけです。