このスレはなぜ《永遠の故郷》などという題をもっているか。

 吉田秀和をめぐって、心の赴くまま、あれこれと書いているうち、
 「スレッド」というものがどこか非常に深くて遠い地下の暗闇から生れてきて、
 しばしの時を私と一緒に過したのち、
 またもとのところに戻っていってしまうもののように思われてきた。

 スレが生れ戻ってゆくところ、それがどこであるかはわからない。
 私のいったことのない場所だろう。

 でも、それはスレを通じて私と、かりそめの時とはいえ、
 一刻を強く結ばれた懐しいところであり、
 スレを読み、スレに物を書いていると、
 ずっと昔からそこの何かと音信していたのかも知れないという気もしないではなくなってくる。

 そう気がついた時、私はいま書いているスレを《永遠の故郷》への呼びかけと名づけてみたくなった。
 ほかに他意はない。