今日CDショップに寄ったら、中古輸入盤のピアノ協奏曲第1番(ゼルキン&セル)を見つけた。
700円なので迷わず買ったが、激しい演奏だ。セルは第一楽章の冒頭からうなるような音を出して
いるし、音色に温かみがあって、一部の人が評する「精密機械」的な要素は全く感じられなかった。
ゼルキンは晩年とは打って変わって鍵盤をガンガン叩いている感じ。

第三楽章は速い。しかしオケは細かい表現をしっかり出しているし、ゼルキンも猛然と演奏している
割には感情がこもっている。

こりゃすごい演奏だ。これが700円で手に入ったのは望外の幸運だった。
この曲は、このゼルキン&セル盤とギレリス&ヨッフム盤とアシュケナージ&ハイティンク盤があれば
他はいらないや。