EMIはラストの和音に「ブシッ!」ってノイズが被っててズレるように聴こえるだけ。

そんな一生懸命になって聴くような価値のある演奏じゃないが、
それは別にコーダが崩壊していることに起因するわけではない。
むしろフルヴェンの加速コーダの中では一番自然な出来。

37年盤は速すぎるしピッコロの刻み損ないとティンパニの先走りで崩壊がバイロイト以上。
42年盤はあまり加速はしないし、その部分は音が割れすぎてて熱さが伝わらない。
52年盤はバイロイトに近くて良い感じだが加速し始めるのが若干早すぎるし
ルツェルンは加速のしすぎとティンパニが出遅れてコケるのがとても気になる。

バイロイトは加速し始めにちょっと溜めがあったり
刻みが倍になる部分で更に加速しつつ音量を少し絞ったり
「おっ」と思える演出があって壮絶さが良く出ている。
最後にも溜めがあってオケがミスらなければ完璧だった。

結局、バイロイトの第9は何で駄盤なのかって言うと
録音状況が悪くて全体的にヌルい雰囲気が漂ってるから。
音質は結構良いし全体的にもっとオンマイク気味に録れていれば
もうちょっとこのスレでも評価は高かっただろう。