バイロイト8月20日より
今日の「ラインの黄金」の主役はティーレマンの指揮とローゲでしたね。
ローゲにリリックテナーをもってきて大正解。とても個性的で見るものを引きつける歌唱と演技でした。
そのせいでほかの神々がちょっとかすんでしまったけど。ペーターシュライヤーあたりがやるとこういう具合になるのでしょうか?

面白いなって思った演出は、ニーベルハイムの部分とアルベリヒの呪いのときにローゲが横でしっかりとノートを取っていたことです。
逆に面白くなかったのはラインの乙女たちで、全く動きません。音楽がかなりの運動を示唆させてるだけに不満です。(この点シェロー演出と正反対)

ティーレマンの指揮は楽器の細部と表情ががとてもよく聞き取れました。
ゲネラルパウゼのときに普通よりもひと呼吸少し長めにとるのが、音楽にいっそうの予期せぬ運動力をつけたのが面白いです。
10年前にバイロイトで聞いたバレンボイムとシノーポリの記憶に残っているバイロイト特有のホールを音で埋め尽くすのとはちょっと違った音作りでした。

その演奏後、ワーグナーソサエティ主催のディナーに出席して、
リンダワトソン、ローゲ役のArnold Bezuyen、エルダ役のChrista Mayerも出席してました。もちろんサインと写真を撮らせていただきました。