高校生の為の鑑賞会椿姫ゲネ
指揮者 城谷 正博

ヴィオレッタ 木下美穂子
アルフレード 村上敏明
ジェルモン 折江忠道

この指揮者は初めて聴きましたが、速いテンポでまくし立てる指揮。
最初から歌い手とテンポが合わないところが多数あり、
慣習的に遅くするところも楽譜通りにインテンポのまま突っ込むので「この人は素人か?」と思うところ多数。
歌い手は常に歌い辛くしていて、あの優秀な合唱団が指揮と合わずにバラバラ。
悲劇は三幕に訪れた。
この指揮者がさらに速いテンポでまくし立て、ヴィオレッタとアルフレードが歌詞をまともに言えない早さとなり、
途中で歌うのを諦めたように見える。
最後、これはイカンと思ったのか、ジェルモンが指揮者に従わず、イタリアオペラ伝統の椿姫の早さで歌い始める。
オーケストラと歌が半小節ズレはじめ、バラバラに。
焦った指揮者の後ろの楽譜を見ていたアシスタントが慌てて大きく手を挙げて振り回し、
歌い手とのズレを修正しようと試みるも、ジェルモン相手にせず。
指揮者はズレを修正しようともせず、非常に生意気な態度で自分のテンポに合わせろと最後まで振り切る。
幕が下りたとたんに、ブー!ノー!コンダクター!と罵声が飛ぶ。
今回は関係者しか見る事の出来ないゲネプロで、このような事は史上初めて。
というか、日本のオペラ史上で初めての事。

この指揮者は、最初から全てに対して自分のわがままを通し、自分の振るとおりに歌えと振り続け、
一幕、二幕は下手なだけなのかと思っていたら、三幕で生意気でわがままな指揮者である事がはっきりと分かった。
演出の舞台も、出演者も素晴らしい今回のA組公演で、この指揮者では台無し。
今からでも指揮者を変える必要がある。
史上最悪の酷い指揮者でした。