レクイエムの手持ちのCDを全部聞きなおしたが、やはりマリナーが1977年に録音したのが
個人的には一番いいと思った。「涙の日」の悲しみの表現はこれが一番な気がする。
バイヤー版もいい。二番目はジュスマイヤー版のベームの録音がよかったが、ちょっと
なかだるみする気もする。三番目はデイヴィスのライブ。熱い演奏。

一方、使っている版は面白いものの、演奏がつまんなかったのがアバドのかな。アバドが
まだVPOにいる間に録音すれば、まだよいものになったかもしれない。カラヤンのVPOとの
録音も、合唱がオケにかき消されそうな場面があったりして頼りない。ムーティのは、彼に
してはあまりにも無難な感じがした。ちょっと物足りない。