>>779
>なら、精神性を具体的なスタイルとして説明してくれ。
>そんなものがあるならな。

簡単。和音のバランスとフレージング、アーティキュレーションのとり方、
そしてアゴーギクの方法論だ。ただ、その方法論は多数ある。
スタイルは各国の音楽院にいろいろ伝わっているが、わかりやすいもので
いえば、たとえば、あるアコードに意志の強さを想像させるような力強さ
が欲しいときは、あえてバランスを崩して中低音を大きくしたりする。そ
して、ちょっとした「間」の取り方や対旋律のバランスを変えるなどして、
精神性を「錯覚」するように表現するんだな。アーティキュレーションを
変えるだけで、生き生きとしたり、どよーんと澱んでみせたりと、演奏に
よって変幻自在だぜ。
西洋音楽の「精神性」というのは具体的な演奏法、すなわちスタイルでも
あるということがわかるかな?