ホロヴィツの月光なんて、期待はずれだからおやめなさい。
はやくてエキサイティングな月光ならば、ソロモン、ゼルキン、ギーゼキング、つまり
いわゆる新即物主義の人たちです。
あ、はやいというのはフィナーレのこと、渡辺裕さんのデータでソロモンは1912年から91年までの
主だった録音のなかで、アダージョが一番遅くて、フィナーレが一番速い。
淡白系の新即連が月光では一番ロマンティックで熱情では強烈だったりするので、面白いですね。

いわゆるホロヴィッツ的なベートーベンを聴きたいなら、ホフマンの21はいかがですか?
まだ手に入ると思う。

若手、上げないのはかわいそうなので、サイが一押し。
この人はなにか新しいものをつくるかもしれない。
エルバシャ、たぶんケンプを越えられない。
内田さんも、たぶんバックハウスを越えられない。でも20年後にナイみたいになるかも。