ベートーヴェン ピアノソナタ総合 その12
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2008/04/20(日) 11:07:47ID:rra8gvn6その意味で、今もしバックハウスを、肉体的・劇的表現を主とした、
"バロック的表現主義的な"
ピアニストとみなすことが可能ならば、たしかに、
彼は運慶と共通する精神性の持ち主でした。
バックハウスは"漱石による運慶"的な、禅宗的精神性の持ち主ではありますまいが、>>64>>69は、
そういう"禅宗的"精神性に反応する精神的バックグラウンドを
お持ちなのかも知れませんね?
私自身は、バックハウスに、上述の、劇的・バロック的・表現主義的な精神性を認めると同時に、
例えば、同時代のドイツのピアニストに限って言うなれば、
E・フィッシャーにはより柔軟で即興的で生き生きした精神性を、
A・シュナーベルにはより恰幅のよい懐の深いヒューマニスティックで博愛的な精神性を、
W・ケンプフにはより詩的な構想に溢れた、天上で朗らかに歌うような精神性を、
H・リヒター・ハーザー(>>111)には地上に記念碑的なパルテノン(汎神殿)を打ち建てる、圧倒的に崇高な精神性を
認めます。
誰か一人いれば、あとはこの世から消えて良し、とするような
傲岸な生き方・聴き方は取りたくない。
なぜなら、そんな考えは、限られた自分の人生を貧しくするだけですからね
(以上)
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