電波さんの脳内↓

二人は舌を絡めて濃厚なキスを繰り返してベッドに横たわった。ベッドの周りには、二人の興奮を表す様にバス・ローブや洋服が散らばっている。
智実の繊細な指先は首筋から脇腹、太股へと擽る様に何度も動き、唇は首筋や胸元に幾つも紅い痕をつけ、反応を窺う様に愛撫は優しく続けられる。
電波は一つ一つ性感帯を見つけられながら、恥ずかしいぐらいに下半身を熱くさせていた。智実は乳首を転がして軽く吸ったり甘噛みしたりを繰り返しながら指先を花心へと延ばして行く。
「もうこんなになってる」
「んっ……だって……ぁ……っ」
花芽は指の腹で擦られて一層硬くなり、クチクチと卑猥な音を立てる。
電波はあまりの快感で思わず智実の首筋に吸い付き、紅い痕をつけた。
「あ……電波さ……っん」
智実の声に触発されて、電波も智実の花心へと手を延ばした。
初めて触る同性の性器……
違和感などなく、むしろ甘美な興奮と喜びを感じる。
「っ……智さんのも硬くなってるよ……好き……」
「あぁ、電波……」
お互いの愛撫は執拗に続き、二人の絶頂は近かった。
智実は熱い息を吐いて電波の花心に顔を埋めた。花芽を軽く吸いながら舌で先端を左右に弄ぶ。それは角度を変えながら舌全体で捏ね回すものに変わり、電波の脚は舌の動きに合わせる様に痙攣する。
「うぅっ……んんぁ……っ……だめぇ……っ」
「もっと開いて、イッて欲しいの……!」
「でも……ぁ……ああ……いいっ……イッちゃ……ぅ……はぁぁんっ!」
快感が一点に集中して弾け、そして、痺れる疼きは身体中に広って行く。電波は智実の頭に押し付ける様にして絶頂を迎えた。
智実はグッタリと脱力した電波を抱き締め、優しくキスをする。
「電波さん、ごめんね……無理矢理して」
「……智さん」
「大切にするから。大好きよ」
「うん……っ」
電波は言葉少なく頷いて身体を密着させた。
気の利いた言葉など浮かばなかった。何故か目頭が熱くなって、それどころではなかったのだ。
まだ夕食には時間がある。
そのギリギリまでこうしていたいと思った。