「青髭公の城」は、今回の公演で演出で満足できる唯一のものだった。
人格が分離・崩壊していくような、不思議な舞台でした。
前口上がフランス語だったのはやむを得ないか。

オペラ座の建物を素材にした、冒頭や第4の扉は、現地で見たら格別だったろうな。

オケはそれほど厚くない(トリスタンで8本だったコントラバスが4本)けど
響きは充実していた。管楽器の明るい音色が意外と合っていた。
歌手はふたりとも立派。声も表現もある。
趣味の問題で言えばユディトはもう少し抑えた方が好きだが、
バルトークはこれ位でなくちゃ、という人の方が多いだろう。

同じ演出家(グループ)のヤナーチェクは、手抜き。
クーンの編曲は、まあまあ。歌手は良かった。
違う演目にしてほしかった。