ボエームは一回聴いただけでは、その素晴らしさのすべてはわからないと思うよ。
繰り返し聴くことで、ミミやロドルフォや友人たちとある意味「時の流れ」が共有できた段階で
涙なしには見られなくなる。
最初の一発でノックアウトされる作品とは違って、じわじわじわじわ来る感じ。

そう感じる人は多かったみたいで、「マノン・レスコー」みたいに初演から華々しく成功した
わけではないけれど、上演を重ねるごとに傑作との評価が確かなものになっていったんだって。

初見
「なにこのフリーター集団?
 ムゼッタとマルチェッロのDQカップル痛すぎー
 ロドルフォ束縛きつすぎ、ミミ全力で逃げてー!」

でもいちおう最後まで見る。
そして二回目を見る機会がある。

「こんなに愛のよろこびに浸ってても死んじゃうんだよね…あっ最後二人きりになってミミが、
覚えてる?初めてあったあの夜…なんて言ってるよ…おや、このメロディ、聞き覚えが…
あれ、なんか目から変な汁でてきた」

みたいな感じ。