>>980
そういう定式化ならまだ言いたことは分かるけど
>>972 のように「欧米」と一緒くたにするのは、教育制度についても
セットセオリーへの態度についても、少なくとも今のところはおかしいですね。
もし対比させたいのであれば、欧米と日本ではなく
アメリカとその他の国々というのが実情に近い。

で、現状としては、ヨーロッパも国によって温度差はかなりあります。
確かにフランスでも最近は、アメリカ型のセット・セオリーをやるべきであるという流れは強く
シンポジウムがIRCAMでも開かれていたりしますし、その方向の論文も増えています。
他方で、典型的にフランス的でもあるんだけど、
アメリカ式の定式化に対するある種のアレルギーと疑いは、相変わらずあります。
というわけで、そもそも >>983 が書いているような歴史的な背景もあるし
ヨーロッパからアメリカに留学する人も増えているので
国境の差も昔とは変わりつつあるけれど
多分、フランスが完全にアメリカの主流と同じ流れになることは当分ないのじゃないでしょうか。

イタリアは、他の分野でもそうですが、もう少し柔軟で
あまりアメリカアレルギーもないので、アメリカ型セット・セオリーが
はるかに浸透しているように思われます。
イタリア人の論文も多いしね。

ドイツの現状はあまり知らないのだけれど、
大雑把な理解で、イタリアとフランスの中間ぐらいだと思っています。