日本人が注意しないといけないのは、彼らは自分たちの視点での歴史的な
経緯や価値観で蛮族としたり脅かされたと考えているだけなのに、
自分たちまでその文章読んで、あぁ彼らは蛮族だ、脅かされた…って
素直に信じたり感情移入してしまうこと。イスラムからみたら
ヨーロッパが番神だったり脅威だったりしたわけで、日本からみたら西洋人は
南蛮だったり脅威だったりしたわけだし、中国からみたら日本は
倭人・東夷だったり脅威だったこともある。視点によって変わるし、
時の政治情勢の都合でも変わる。

その辺ある程度客観的にみられないと、
いろんな紆余曲折を経てヨーロッパの中でもいろんな
音楽・楽器・価値観が台頭したり、各地にある文化や個性を
否定せず認めていこうという流れになりつつあったり、
南北アメリカの20世紀はヨーロッパと関係なく独自に音楽も他の文化も
発展させてるという現実に目が及びにくいし、本家すら考え方が
変わりつつあるのに相変わらず昔のヨーロッパ的視点での蛮族気分で
受容出来なかったりして「遅れてる」と言われたりすることになる。

クラシックもその辺はやや遅れてる気がする。ファッションとか舞台芸能とか
料理なんかはわりと柔軟にいろんなものをどんどん吸収し続けて状況に
よって形を変えてるけどなぁ。