>>405
ジョンの弾く一連のバッハでは、BWV996が一番好きかもしれません。対位法を
見事に表現した立体的な演奏は、これ以上のギターによるバッハは考えられないと
思うほどです。

さくら変奏の次に弾かれるダッジソンの幻想曲のコントラストの違いが印象に
残っているアルバムです。後年弾かれたさくらよりも、こちらのほうが美しいと思います。
南のソナチネ(私の勘違いでセゴビアを聴いているつもりだった)を聴いて、セゴビアって
こんな上手かったっけと人違いしてしまったことがあります。
ラウロやパラグアイ舞曲で聴かれる、驚異的なリズム感、切れ等、感心するばかりです。
ソホの小品はジョンが弾くと簡単そうですが、実はかなりの難曲です。

詩的ワルツ集は、ジョンにしてはやや暴走気味と思える速度で弾かれていますが、
全く破綻無く最後まで弾いてしまうメカの完成度は、やはり凄いですね。

最後のソルの練習曲は所有しておりません。ご紹介いただき、無性に聴きたくなって
しまいました。