【ギターソロにおける譜面について】
ギターの場合は同じ音を複数の弦で出すことが出来るため(異弦同音)、他の大半の楽器
と比べてかなり初見が効きにくい楽器だよね。だからソロコンサートのステージで譜面見
ながら弾かれるのは正直あまりいい感じはしない。
弾き込みが不足しているんじゃないかと不安になるような印象を受けるからだ。
実際昨年末のセルシェルのコンサートも全曲譜面を見ながら弾いてたが、そのせいかミス
が非常に多かった。

オーケストラ用の楽器などギター以外の楽器は、大体一つの音は一つの場所にあるので、
初見が効きやすい。従って譜面を見ながら弾いても(暗譜しなくても)それ程問題は無い。
ヴァイオリンなどは異弦同音があるが、単音を弾く事が多いので初見が効きやすい。
また、手元を見なくても弾ける楽器も多い。つまり譜面を見っぱなしにできる。
ギターでも合奏などは単音を弾く場合が多いので、ソロに比べると譜面を見てもそれ程問題
は感じない。

俺は学生時代吹奏楽部でトロンボーンを吹いてたけど、暗譜する必要性は全く感じなかった。
楽譜を見ながらでもちゃんと吹けるので、暗譜しなくても何の不安も無かった。
実際そのような楽器は暗譜しなくても十分良い演奏ができる。つまり楽譜を見るかどうかは
演奏のパフォーマンスにほとんど影響がないのだ。

しかしギターをやり始めると暗譜の必要性を感じた。譜面を見ながらじゃあまり良い演奏は
できないのでね(俺の場合ね)。特に左手の複雑さは覚えないとまともに弾けない。
つまりギターは左指を見ながら弾かないとミスが発生しやすいのだ。
とは言っても、プロは新作初演など暗譜する間もなく発表しなければいけない場合なども当然
あると思うので、やむを得ず譜面を見ながら弾く場合もあると思うけどね。
また、十分に弾き込んだ曲でも長い曲などは譜面が有った方が度忘れ防止になり安心できる、
と言う事もあるとは思うが、それでもやはり覚えるほど十二分に弾き込んでいないのでは?
と感じてしまう。

>>112も言ってるが、要は楽譜を見ても見なくても良い演奏すればいいだけなんだがね。
ギターソロは暗譜した方が良い演奏ができる場合が多いように感じる。
以上、ギターと楽譜についての一考察でした。