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まあ本当は「歌えない」指揮者じゃどうしようもないんで、
声楽を学ぶのは大変良い事だと思いますが、
おかしなことに日本は「音楽を始めるのが遅かった人」の溜まり場、
という要素が声楽科には多いので、
音大の中でも音楽基礎能力が器楽の人たちに比べて低い傾向があり、
そのため、かなり指揮者としては差別されてしまいがちなんですがね。(笑)
しかし、頑張って基礎能力については「補充」して下さい。
「基礎からやり直す」と考えれば気が遠くなる話ですし、
この年齢じゃもう無理だ!と悲観的にもなりかねないのですが、
「補充する」という発想で望めば、割合短期間で達成できるものです。
実際に楽譜を解読、解釈していって、
少しでも壁にぶち当たったらその都度必要項目を「補充」すれば、
効率的に補充ができると思います。
つまり、具体的な「必要」を感じることが短期補充のコツなのです。

ところで、どこで学ぶか、ですが、
正直音大というところは弊害も多くて必ずしもお勧めはできないと。
そこで、というほどのことでもありませんが、
確か洗足だったかに指揮研究所みたいなのがあったはずです。
コネを作るという意味では有益かもしれませんよ。
バトンテクについてはそのついでに身につければよいと思います。
要するに、効率的に、要領よく、を考えて下さい。