のだめカンタービレ 21th Auftakt
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0672名無しの笛の踊り
2008/02/06(水) 21:56:12ID:FSHAvkV9挙げることが出来よう。山岸は、漫画家でありながら、バレエを疑っている。絶対の
芸術などとは考えておらぬ。山岸は、登場人物のノンナやミロノフに、過酷な芸術的
課題を課している。それぞれ、究極の舞踏を目指し、たとえばミロノフは、跳躍を否定する
舞踏ということでニジンスキイと同じ境地に立とうとし、またノンナは、伴奏のない状態で
ラ・シルフィードを舞い、舞踏そのものと化す。ミロノフやノンナの出す答えに異論は
あるかもしれないが、山岸の創作において、バレエとはすでに完成され、ただ崇め
奉るだけの「芸術」ではなく、常に人間が挑戦し、常に新たな表現の可能性がある
芸術として描かれているのだ。山岸自身も創作を通して、バレエという芸術と戦って
いるのである。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています