>>92
>強制収用所などでの大量虐殺、盟友の死などがアドルノの思想に
>どう反映しているか、という点ですが、そういう具体的な事実によって
>自分の思想の正しさをいよいよ確信した、というところではないかと思います。

回答ありがとうございます。
薄っすらと感じてはいたものの、あまり認めたくはなかった酷薄な結論でした。

ユダヤ人の大量虐殺や親友の死によってその正しさが証明される
「啓蒙の弁証法」の凍て付いた地平は、
かつてアドルノをある憧れを持って読んだことのある者にとっては、
立ち続けるには厳しすぎる場所のようです。

所詮「マイ・アドルノ」は「マイ・アドルノ」でしかなかった、
というところでしょう。