>>156
>シェーンベルクこそが現代(当時の)における唯一の「真正」の音楽である
>というテーゼ
を立てることと、
>ヘーゲル流の進歩史観を音楽の発展に並行させること
は同じじゃない。「啓蒙の弁証法」を語るアドルノに
進歩史観を見るのは、かなり致命的な誤読。

アドルノのストラヴィンスキー論は、アドルノがストラヴィンスキーを
「理解できなかった」ととらえるべきではなく、ストラヴィンスキーを
「反動」と捉えている点が重要。アドルノはストラヴィンスキーを、
現代において(必ず出てくるはずの)「反動」の一形態と見ている。
つまり、ストラヴィンスキーは、20世紀前半の音楽状況を、
ある意味で忠実に反映している現象と捉えられている。
彼はストラヴィンスキーはよく聴いているよ。

それから>>160、アドルノのクルト・ヴァイル評価は屈折しているが、
高く評価しているのは間違いない。