プロムスやルツェルンの(ブルジョア)聴衆があれだけ熱狂した
理由の一部には、ベネズエラの貧困層救済音楽教育(‘el sistema’)
に対する驚き・羨望、もっと意地の悪い見方をすれば、先進国民としての
良心の呵責があったからだろうね。さんざん新聞報道された上でのコンサート
だったし。もちろん、演奏そのものは上質だったけど。

ドゥダメルの幕間インタヴューがyoutubeにあるが、慣れない英語での
会話だということを割り引いても、あまり言葉の才能や知性は感じない。
純粋に音楽的な才能の持ち主なのだろう。あとは、父親がトロンボーンを
吹いていた(プロかどうかはわからぬ)とチラッと言っているから、
ミドルクラス以上の出身なのだろうと推測できる。