グレン・グールド Glenn Gould (1932-1982) Part11
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0416名無しの笛の踊り
2008/02/13(水) 06:43:18ID:jrcW8aRl『1980年の或る時のこと。
グレン・グールドをとても称賛しているとロザリン・テューレックから言われまして。
で、グールドの方もまた彼女の称賛者であり、自分がグールドに絶大な影響を
与えたことに触れ、バッハの2台のチェンバロの為の協奏曲をグールドと録音し
たいのだが、それを電話で取り持ってくれないかとある午後昼食の席で依頼
されたんです。私にとってはアイドル的な存在のグールドと会話を交えることがで
きる勿論絶好のチャンスですし、それに実現すればこれは歴史的なレコーディ
ングになるかもしれないという考えもありました。で、実際グールドに電話を掛け、
挨拶の後(多少声を震わせながら)テューレック女史の用件を伝えました。
グールドはそれに感謝し、光栄に思うと言いつつも何の理由からか辞退したい旨を
露にしたのですが、用件後もテューレックの芸術的な手腕を褒め続け
女史が自分の仕事に大事な影響を与えたということを敬意を持って私に話し
てくれました。それから若い頃自分が初めてテューレックのコンサートに行ったときに
女史が披露したレパートリーが何であったか当ててみて欲しいと言うんです。
バッハかと答えると違うという返答。「では、何だったのですか?」と訊いたところ、
それから45分程の間、テューレックのその時のレパートリーについて彼の
ゲームに付き合うことになりました。
周知の通り如何にもグレン・グールドらしいエピソードだったと思います。
(答えはリストでした)』
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