グレン・グールド Glenn Gould (1932-1982) Part11
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0406名無しの笛の踊り
2008/02/13(水) 01:59:42ID:z2m/DEJxグールドを賞賛していると私に述べた。彼女はまた、グールドも彼女の賛美者であり、
また音楽家として大きな影響を彼女から受けてきたことを、彼女自身が自覚している
とも、述べた。ある午後、昼食の席で、ロザリンは、私に、バッハの2台のチェンバロ
のための協奏曲の録音を彼女と一緒に行うことに、グールドが興味があるかどうか、
グールドに電話してほしいと私に頼んできた。もちろん、私にとっては、私のアイドル
の一人と話す口実となるまたとない機会である。それに、この録音は実現すれば一つの
金字塔になりうるはずだと考えた。私は実際に、グールドに電話をかけ、自己紹介をし、
緊張でかすかに声を震わせながらテューレックの提案について彼に説明をした。彼はと
ても感謝し喜んではいるが、この提案はお断りしたいと述べた。そして続け様にテューレック
の芸術性を高く賞賛しながら、敬意を込めて、彼女が彼のキャリアの上で実に重要な影響を
与えてくれたのだと、私に述べた。それから彼は、彼が若い頃に、初めて彼女のリサイタル
に行ったとき、彼女が演奏した曲目が何だったかあててみろと、私に聞いてきた。わたしは
バッハだと思うと答えた。彼は違うと言い「それじゃ、何だったと思う?」と、引き続き尋ね
てきた。この後、二十五分余りの間、わたしは、テューレックの演目に関するなぞなぞゲーム
に付き合わされた。まったく、何からなにまで、「グレン・グールド」そのものという出来事
だった。(ちなみに、答えはリストだった)
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