グールド基金の下のページに、二人の複雑な関係や心の綾が描かれている。
グールドは,15歳の時に、テューレックのトロントのデビューリサイタルを
聴きに出かけている。
テューレックは、グールドの才能を称えている一方で、
グールドについて書いた文章には、妬みや棘が読み取れたと書かれている。
1980年には、2台のチェンバロ・コンチェルトの録音を申し出ているが、
グールドに断られる。
テューレックは、グールドが自分の奏法をぱくっていることを見抜いていたし、
グールド自身も意識していた。だからこそ、テューレックとしては、共演によって
二人の演奏の類似性を明らかにしてみせたかったし、グールドは、それを拒んだ。
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