フルヴェンはレコード録音には決して積極的ではなかった、だからたいした演奏も残されていない、
実際、フルヴェンの実演を体験した人の話によるとレコードなんかに残されているようなものではなかったらしい、
唯一、レコード録音のベストはシューマンの第4交響曲だったという、これはオーレルニコレが来日した時に
語った話によると録音の際、ディレクターが何度もダメ押しをしてなかなか録音が進まなかった、とうとう
フルヴェンが怒って演奏の良し悪しはディレクターは決めるものではない、私が決めるものだ、と言って録音中止に
する最悪の状態にまでになったらしい、慌てたスタッフがフルヴェンの言う通りに従い録音が行われたそうだ、
だからあの録音は一発取りのもの、その結果、あの名盤が生まれたそうだ。