1978年の11月から1年間仕事でシカゴにいた。当時27歳、今57歳。
ちょうどシーズンが始まったばかりだったので、週末は毎週のように
チケット買って聴いていた。
当時で10ドルでメインフロアーの両横、後ろ側あたりの席しかなかったが。
いい席はシーズン通しで昔から持っている一部の層しか座れなかったようだ。
レートは190〜200円位だったので、まあ2千円で聴いていた、という感じ。
信じられないね。
今だと何ドル位しているんだろう。
来日公演だと、4万円? 旅費払って聴きにいくことに比べたら安いものだが。

そうそう。当時の日本のクラファンは楽章の合間ごとに咳払いするのが、
何か決まりごとのようになっていた(笑)。最近は激減したよね。

シカゴでは、当時からそんなことは一切なかった。だから気持ちよく聴けた。

シーズンの終盤、3〜5月はオケじゃないピアノなどの有名ソリストが
来演していた。ホロヴィッツ、ブレンデル、ランパル、セゴビアの生も聴けた。
これらの演奏を一番いい席で15〜20ドルで聴けた。このときは、シーズンチケット
関係ないので、良い席で聴けました。
音楽人生の中で最良の期間。もうそういうは訪れないなぁ。

なお、
帰国はヨーロッパ周りで、ウィーン、ザルツブルグに寄り、ウィーンフィルを
堪能。立ち席しかなかったが、スークと誰かでバッハの2つのヴァイオリンのための
協奏曲が印象に残っている。メインの曲は日本ではあまり馴染みのない曲だった。