>>176

あくまで個人的嗜好だが
世にも美しい「めでたし、海の星」で
楽器奏者の技巧誇示をしない演奏を俺は好んでいる。
個人的経験では、そういう演奏では他のナンバーでも
予想を裏切られたことが少ないから。

あのナンバーで楽器の技巧誇示をされると
音符の大量消費によって音楽の素朴さが消されてしまう。

これを逃れている演奏で、普段聴いているのは
ガーディナーのライブ盤
 (「めでたし、海の星」でダントツ超名演、しかし他のナンバーでは
   現代人としての感性によってサクサクと割り切りすぎ・・とも思う)、
ユングヘーネル盤
 (個人的にいちばん多く聴いている盤)
パロット盤
 (今の時点ではこの曲の演奏史における過渡期だったのかな、とも)
ヤーコブス盤
 (ピリオド演奏でありながら「脂ぎっている」と思ってしまった)
の4種類かな。

>>1で御推薦のサヴァール盤は、聴き始めこそ「典雅だなあ」と
思ったが、そのうちにアルペジョ音形主体の通奏低音が何となく
ワンパターンに思えてきて、「めでたし、海の星」では
あまりにも器楽が騒がしくて「興ざめ」どころか「怒り」を覚える。