>>575の363改め555さん、発起人(夫)です。
シューベルト「未完成」交響曲ロ短調 第3楽章スケルツォの件、
お尋ねの渡邉暁雄(DENON)盤には、通常演奏されるニ楽章の後に、ふたつのパートが収録されています。

最初のパートは 「オーケストラによる部分(11秒)」で、シューベルト自身が管弦楽の総譜に書いた9小節が、
日本フィルハーモニー交響楽団(昭和36年7月10〜11日/東京厚生年金会館大ホール)による演奏で聴けます。
9小節目、ロ短調のスケルツォ主題を 長調にして繰り返すオーボエのフレーズまで、きわめて短い演奏ですが 
このオーボエによる残された最後の四つの音を緩やかにリタルダンドして中断させる辺り、
何とも名残惜しげで 感銘を受けつつも、その一方で 今日の耳では解釈の古さを指摘されそうです。

妻 「現代であれば、そのようなフラグメンツの演奏であっても 
イン・テンポで突き進み、感傷も思い入れも無く スパッと切り上げるでしょうね。
   昨年のエマール“フーガの技法”第14コントラプンクトゥスの最後みたいにね」
(続く)