> 協奏曲でスケルツォが入って(中心的とはいわないが)重要な役割を果たすもの

ロマン派以降、四楽章のものには、あることはかなりありますね。
重要かどうかは分かりませんが、とりあえずなるべく有名なもので、思い出すだけやってみます。(以降、既出を多く含みます)
リストのPf協の1番(2番にも、区分としては同じものはありますが)あたりが最初かと思いますが
(少なくとも有名なものでは)、同じくPfでブラームスの2番、Vnでヴュータンの4番、
サン=サーンスの、Pf協の4番やVc協の2番も第二楽章の前半をスケルツォと区分することができます
(彼お得意の擬似四楽章制)。三楽章制ではPf協2番*にありますし、Vc協の1番にはメヌエットが入ります。
ラロのスペイン交響曲なんてのも、あれは五楽章ありますが、ゆったりしていない中間楽章が二つありますね。

あと、極めつけはブゾーニのピアノ協奏曲Op.39! 
五楽章、演奏時間は一時間を優に超え、合唱も登場する超大作ですが、第二楽章のほの暗いスケルツォと
第四楽章の爆発的な(「恐ろしいまでに怪物的」とは日本初演者の談です)タランテラは一聴の価値があるでしょう。
これを聴くまでは、この人がここまで誇大妄想的な気質を持っているとは思ってもいませんでした。

ロシア方面だと、ショスタコーヴィチのVn協1番*やプロコフィエフのVn協1番があって、同じくショスタコのVc協2番と
プロコのVcの交響的協奏曲も、中間楽章をスケルツォと言うことができるかもしれません。
「軽く見られがち楽派」からだと、カバレフスキーのVc協2番もそうですね(この曲はサックスが入ってきたりしてちょっと面白いです)。

関係はありませんが、一応「21世紀のスケルツォ」として、吉松隆の交響曲第5番(2001)を挙げておきます。