かぶったあぁぁ…

「お題」の件で、クライスラーに「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース」とかいう曲があるのを思い出しましたが、
これは違いますね。さすがに。 管楽器の曲とかでこういう形式のがけっこうありそうな気がします。

かぶったのでお詫びに今日のスケルツォ。メンデルスゾーンの、スケルツォ・ア・カプリッチョ 嬰ヘ短調(1836?)。
ピアノ曲です。稀代のスケルツォの名手だったメンデルスゾーンから、地味目の曲を選んでみました。
作曲の経緯もよく分からないのですが、例によって短調の「妖精的」スケルツォです。
有名な「ロンド・カプリチオーソ」Op.14と似たような雰囲気と言うと分かってもらえるでしょうか。

この前のリストに続いて、晩年にさしかかったホロヴィッツが「どこからか」見つけてきていつの間にか練習していたもので、
アンコールとしてよく弾いていたようです。
有名なアルバム「ホロヴィッツ・イン・アンコール」に入っていて、私もそれで出会いましたが、
ちょっとカプリチオな面を強調したような演奏で、聴きこんでくると、どうも付点が引っかかって少しゴツゴツするのが
気に入らないので、いつもde Waalのメンデルスゾーン作品集(廃盤かも)で聴いています。
しかしホロヴィッツの、低音が効いて角張った演奏で聴くと、妙に初期のシューマンの世界(「交響的練習曲」とか
「ダヴィッド同盟舞曲集」とか)に近づいて聴こえるのも面白いです。