>>385
核心を衝いた良い突っ込みですね。こういうのがあると話しがしやすい。
速いテンポ、遅いテンポとは何を意味するか?
それは、1小節をどう捉えるか、の違いを示しているのです。
先に述べたように
速いテンポは1小節=1拍
遅いテンポは1小節=3拍
を意味するのです。
要するに、《第七交響曲》では、指揮者は汗をかけということです。
スマートに演奏するなということですね。
Sehr schnellというのは、たとえば
付点2分音符=40

4分音符=120
に読み替えよということです。
物理的時間進行は同じでも、かたやアダージョこなたアレグロ。
120がアレグロなら、そこからもっと速くせよということですね。
140なり160なり・・・・・
決して付点2分音符=60を80にせよと言っているわけではありません。

このスレッドの初めの方で、このことの話題がちょっと出てましたね。
《ヴァルキューレの騎行》や《ベト7》とは違うのだということ。
このことは、演奏出来るか出来ないかの問題ではなくて、
鑑賞出来るか出来ないか(聴き手が認知できるかどうか)の問題なのです。
そのためには3拍振りは必須であろうと僕は考えます。
《第九交響曲》の畳み掛けるような迫力は、3拍振りでしか表現できないと
思いますがねえ。