(続き)
   もとい、このオペラのフィナーレ“すべてこの世は冗談Tutto nel mondo è burla”は、
   主要な登場人物達による大フーガ。作曲者自身によって、これは“ブッフォのフーガ”と名づけられてるんだ」

妻 「おじいちゃん やるわね!“ブッフォのフーガ”って >>210ベートーヴェンの“スケルツォのフーガ”っていう発想に
   一脈通ずる所があるんじゃないの?」

夫 「フィナーレで登場人物全員にフーガを歌わせて締めくくる、という秀逸なアイデアは、ヴェルディ自身の思いつき。
   じいさん自身このアイデアがとても気に入っていたようだぞ」

妻 「たしかに このフィナーレ、すでにドラマの要素は無いのに、むちゃくちゃ盛り上がるわよね。諧謔たっぷり。
   でも、このディスク、音 割れてるね」

夫 「この当時(1966年)の熱血バーンスタインの凄さは、録音に入りきらなかったんだな。
   後のカラヤン盤かアバド盤の方が、音質は遥かにいいよ」

妻 「老人、冗談、ワイン、というキーワードが ズバリ揃っているわね! 
   最後のフーガのところ ね、もう一回聴かせて!」

私 「え、お代わりかー?」