未完成はエピソードが泣かせますよね。

この楽譜を渡すときに、
「これは私の最後の子供です。でも、やっぱり私にそっくりじゃないですか」
と語ったとか。

また、ハイドンは晩年、次のように語っているそうです。

「この世には快活で、満足している人はほんのわずかしかいない。
 至る所で悩みや心配事が彼らを追いかけている。
 もしかすると私の作品は、このような悩める人々や仕事にあえぐ人々に、
 安らぎと気晴らしのひとときを与える泉となるのかもしれない。
 この気持ちこそ、私を前進させる力強い原動力だったのです」

だからこそ、ハイドンの作品を聴くと元気になれるのかもしれませんね。