○スケルツォについて ランダムに語ってください
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03411=Mr.&Mrs.発起人
2008/05/09(金) 21:13:17ID:RxXwcLsG私 「いよいよ、偉大なハイドン最後の弦楽四重奏曲だ」
妻 「このラルキブデッリ盤(VIVARTE=Sony:1996年) は、なかなか味のある選曲です。
ハイドン最後の第81、82、そしてこの“未完成”の83番の3曲に、
ボーナストラックのように収められてる小品が、四重奏楽章“老人”(02:56)。
これが、儚(はかな)くていい曲なのよねー」
私 「俺もこのアイデアには泣けた。当時ハイドンはすっかり気力が萎えていて、
この最後の弦楽四重奏曲も中間の第2楽章(アンダンテ・グラツィオーソ、変ロ長調)と、
第3楽章(メヌエット マ・ノン・トロッポ、プレスト、ニ短調)の二楽章だけ書き上げると、
両端楽章を欠いたまま 事実上 作曲を放棄してしまうんだな」
妻 「第2(3)楽章メヌエット。ハイドンが完成させた最後の弦楽四重奏楽章。
これはメヌエットであってメヌエットでない、“元気の無いスケルツォ”ってところかしら」
私 「同意、そんな感じだな」
妻 「ハイドンの最後の四重奏曲っていうから、聴く前はつい期待しちゃったけど、
結構つらいものがあるわね。でも未完成に終わったのは、死期が迫ったのが原因じゃなく
“放棄”したからなの?」
夫 「そう。持病が悪化して、出版社の締め切りまでに
楽想をまとめるための精神集中もままならなかった、
と多くの伝記に記述がある。そのつらい状態のまま、
ハイドンは1809年まで生き長らえ、
ナポレオンとフランス軍のウィーン侵攻の砲撃音が轟き、苛立ちと焦りの中でー」
妻 「最期の時を迎えたわけね、最悪のときに。なんか可哀相」 (続く)
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