♪ 弦楽四重奏曲 第75番 ト長調

私 「ザロモン交響曲、ピアノ・ソナタ、弦楽四重奏の、
   それぞれメヌエット(や、一部スケルツォ)を通して、
   ハイドンが自作の一曲一曲に 
   どれほど工夫を凝らして取り組んできたかを改めて知りました」

妻 「スケルツォ倶楽部の皆様のおかげです、ありがとうございまーす」

私 「で、最初は 第75番 ト長調。メヌエットは第3楽章、プレスト ト長調」

妻 「この主題は、スケルツォと認めます」

私 「え、おまえがハイドンに認定を与えるのって、めずらしいな>>231 」

妻 「形式こそ芸の無い三部形式だけど、
   ベートーヴェンの初期スケルツォを先取りしたような諧謔さと快速が売りの旋律は、
   却ってメヌエットって呼ぶ方が不自然かと」

私 「但し、このトリオについては、やはり前世紀のメヌエットだ。
   第1ヴァイオリンが優美なメロディを奏で、他の弦がピチカートで和するところなんて、
   SQ第5番 ヘ長調“セレナード”の、有名な第2楽章を連想するなー」

妻 「そこはハイドンの良さでもあるけどね」

私 「立場を変えてみることによって 長所が、実は弱点にもなると」

妻 「アナタも 自分の胸に手を当ててみなさい」