♪ 第104番ニ長調「ロンドン」

夫 「ハイドン最後の交響曲。“交響曲の父”は、常にメヌエットを第3楽章に配置してきたけど、
最後まで この型を崩さなかったわけだな」

私 「ハイドン自身は、この後まだ10年以上も寿命を残してるわけだから、
これが最後っていう自覚はなかったんでしょうけど、後世の耳から聴くと、
もっと凄い“メヌエット”を期待しちゃうのよね、それなのに いつものハイドン節なんだからー」

夫 「主部がニ長調なのに、トリオが変ロ長調っていうのが、聴く人が聴けば、おっ!ていうポイントかな」

私 「あたしは、第1楽章冒頭 ニ短調の五度ユニゾンの方が、おっ!て感じたわ」

夫 「あ、それ 俺も実は同意。ベートーヴェン第9の第1楽章冒頭も、ニ短調和音から三度を抜いた 五度動機で開始されるよな」

私 「似てるところあるよねー。だから期待させといて 主部アレグロ ニ長調が始まった途端、
   ベトちゃんとは似ても似つかぬ展開になるんで、わたしコケましたわ」