なんだ。ここ、こんな良スレだったのか。

シューマンは和声や技法においても、
ドミナントやサブドミナント・トニックの優位性を逆にしたり、
そのメロディの終止形も短縮して、不安感を出したり、
エコーの効果を意図的に出そうとしたり色々している。
室内楽の辺りはその反動から、純音楽的な要素や対位法等の、
音符そのものの要素だけで、充実させる試みをしている。
例えるならば、文学を嫌々ながらに読む進めていくうちに感情移入をした所に、
独特の構築美が見えてくる音楽。
正に、ロマン派の夢と死の感覚に一番近づいた作曲家。
森の情景などは、その極地。危険だけれども甘美な世界。
音楽と文学が逆転する世界。

後年は、初めからどっぷり浸かっているので、
いきなり聞くと、何の事やら分からないかも。
後、オーケストレーションは、
ピアノの効果をなんとか変換しようと狙いすぎてる節はあるかも。
ラヴェルはそれに成功したけれども。