「動物の謝肉祭」は確かに上手い描写音楽だと思う。
サンサーンスみたいに、非常に若い頃から作曲をスタートした人は、何かこういう
才能は特別に出来あがってしまうような気がする。
自分はどんなものも音楽で表現できる、と豪語したのはR・シュトラウスだが、
彼も小さい頃から作曲ができた。
メンデルスゾーンも早熟だったが、あの人も描写音楽はすごく良い。
18歳のときに書いた「真夏の夜の夢」はシェークスピア戯曲の舞台背景の
天才的な音化。
メンデルスゾーンなんか、面白くもない交響曲を五つも書くより、標題音楽を
もっと多く書いてくれたらよかったのに、と思うよ。