セルはあまり評価していなかったが、1969年の晩秋のこと、
ニューヨーク滞在中に、部屋に戻ってきてFMのスイッチを
入れたら、大変透明で部分的にロマンも感じられるブルック
ナー(8番)が流れてきた。そのまま聴き終えたら、万雷の
拍手があり、アナウンスでセル+クリーヴランドのライブ
中継と知った。本当に評価しだしたのはその時以来。