後に出てくる「Bedeutend langsamer」(練習番号B、P)と「Tempo wie anfangs」(練習番号M、Z)、
この2つの指示の存在を踏まえると、「Majestoso」にテンポ指示としての要素はあると思う。
(手元の小さな辞典の「Maestoso」にはテンポ指示とともに用いるとある…現にそうした用法が多いと思うけど。)

ググると「速度記号として使う場合はAllegro程度」という話もあるようだけど、
「威厳を持って」という単語である以上、単純に「速い」テンポは取りにくくなるのでは。
一方で、「Bedeutend langsamer」を実現するには、冒頭にそれなりの速さは必要。

あと、第1主題を支える変形ブルックナー・リズムのオスティナートを明確に演奏しようとすると、
あまりに速いテンポは都合が悪いよね(ただでさえ3連符と16分音符の弾き分けが甘くなりやすいのだから)。
(あるいは、このリズムが配されたことにテンポ設定上の意図がある?)

個人的には、遅めの行進曲のイメージ(冑を来た戦士が徒歩で行進しているような)だけど。