クセナキスは、純粋に音の運動体であることもあれば、重苦しい重圧を表現しているときもある、
幅の広い作曲家だと思います。
そして「ペルセポリス」は、もう現代のロ短調ミサとまで考えてます。
あの重く暗い凶を告げる雲の下、光はちらちらと高音ノイズとして時おり覗くけれども、圧倒的・絶望的な厭世観は
少しも揺るがない。それが45分も続く。まさに拷問かもしれませんが、偉大です。

クセナキスなら器楽曲、合唱曲は聴きやすいかと思います。