フレデリック・フランソワ・ショパン 11
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0738名無しの笛の踊り
2008/04/12(土) 07:56:45ID:g1k+H5Ox当時の人たちの困惑振りはいかほどのものだったことか。
一部のフレーズを取り出すと、完全に無調に聞こえるくらいだし、リゲティが
うまくこの楽章のフレーズを引用して曲を書いてるな。
私見では、このソナタ全体、ショパンがまだ修行時代にソナタに手こずった経験
もあり、今度は徹底的に破天荒で前衛的なものを提出してやれと意図したもの
じゃなかったかと思う。
その試みは成功し、それからさらに数年後、今度は堂々と自信を持って古典的構成
の3番ソナタを出した。あの、3番の終楽章の自信に満ちた輝かしくスリリングな
パッセージをを聴いていると、ショパンの出した見事な結論を見る思いがする。
ただ、それは結局中期ベートーヴェンに比較的近い世界のような気もするけどね。
もっともさらにその後、ピアノ独奏ではなくチェロのためにソナタを書いて
新たな世界に挑戦することになるのだけど、それはショパンはピアノソナタとして
は2番と3番の世界でやりたいことはやりつくしたと考えてのことかもしれない。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています